福祉ロボット開発を通じた活動報告会 開催報告
昨年に引き続き、公益財団法人橋本財団福祉助成プログラムのうち、研究分野の採択研究である中国短期大学松田文春先生のご研究の一環として、岡山県立岡山操山中学校の皆さんの福祉ロボット開発の活動発表会の開催のサポートを行いました。今年度はオンライン開催でした。
松田先生による、中学生や高校生に対し、キャリア教育の一環として、福祉やロボット開発の活動を行った2年間の活動の振り返り、岡山県立岡山操山中学校の6グループの生徒の皆さんの研究報告、研究の指導をされた岡山県立岡山操山中学校の塩飽修身先生による福祉ロボット開発の実際の活動についてのご報告の後、美作大学地域生活科学研究所所長則次俊郎先生よりご講評をいただきました。
生徒の皆さんのご報告内容は生活に不自由な場面を生活しやすく、楽しく変える取り組みであり、どの開発活動も、着想、製品作成、繰り返しの改善、利用者へのフィードバックなどを行い、丁寧で工夫に富んだものでした。
この開発活動や、発表の機会が、今後の活動の更なる発展につながることを期待しています。
日 時 2022年3月23日10:00~12:00 オンライン開催
参加者 約30名
プログラム(福祉ロボット開発報告のみ)
1 3Dプリンタを用いた福祉器具の製作~グループ研究を通して~
三輪凌空 藤原咲歩 森宥太朗
2 3Dプリンタを用いた自助具の作成~身体障がい者の方が持ちやすい形とは何か~
林夏帆
3 高齢者の生活の質を向上させる装置の製作~3DプリンタとArduinoを用いたリモコン立て~
山根咲楽
4 Raspberry Piを用いたロボット開発を通して
岩藤悠一朗 花房晃人 河本侑樹
5 3Dプリンタでオリジナル自助具を開発~ドアノブのアタッチメントのデザイン~
西田衣織
6 ダヴィンチminiを使用した片手コントローラの作成
原深唯