生活困窮者への携帯電話提供
現代社会において携帯電話が持つ役割はいまや通信だけに留まらない。特に路上生活者含む生活困窮者にとって携帯電話はただの“贅沢品”ではなく、社会保障や就労への強力なアクセスツールとなる。また、社会で生活していく中での一つの身分証明の役割も果たしている。こうした背景を受け本事業では、特に携帯電話がなく様々な場面で不利な状況に置かれている生活困窮者の方々へ有期で無償の携帯電話(番号付与)を提供することを通じ彼らの社会的自立を支援する。
事業内容:2021年6月から10台(10名の対象者)に限定し1年間の試用期間を設け効果検証を行った後、今後の事業拡大を図るものとする。事業対象者の選定及びは実際の提供においては生活困窮者への支援を行うNPO団体に委託し協働で事業を行うが、事業に係る費用はすべて財団にて負担する。